発達障害 ADHD・アスペルガーと診断されたら受け入れよう

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発達障害、ADHD・アスペルガーと診断されて困惑してる方いませんか?僕は診断された時に「いや、自分はタダの無能な人間だから」と信じられませんでしたし、最近まで受け入れることも出来ませんでした。

ただ、受け入れてみるとすごく人生が楽になったので、僕が受け入れるまでに苦悩した体験記をつづります。

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社会生活での息苦しさ・生き辛さを感じる

生活のメインを音楽においていたからか、真っ当な社会人というものを経験したことがありませんでした。自営業時代はすべてを1人でやっていたから、一番気楽に仕事ができた。

自営業で食えなくなったので、就職活動をして正社員で働かせてもらえることになったのですが、とにかく自分と会社の人たちのズレに苦しみました。

皆に合わせて笑顔をつくり、話しを合わせて、好きでもないテレビ番組を会社内のひとたちの進めで見て、会社内で話題作りに入ってみたり、自分には合ってないな。と直感でわかっていたことなんですが、やっていくうちに慣れてくる。と信じていました。

ただ、そういう対人関係での生きづらさも感じながら一番驚いたことが僕自身の仕事の覚えの悪さでした。

職種は自分が経験したことのない分野で、なんでも吸収して仕事を覚えていこうと頑張っていたのですが、余りにも覚えが悪く、ケアレスミスがとにかく多い。

なんでそんなにズレてるの?

そう言われる度に、社会に順応しようと努力はするのですが、上手くいきません。仕事のミスの多さや覚えの悪さで精神を病み気味になってしまい、眠れなくなってきて、10数年ぶりに精神科に通うことになりました。

そこの病院は発達障害の検査なんかもできたので、ADHD診断テストを受けてみました。合計3時間ほどかかりました。

受ける前から多分、自分はADHDとかアスペルガーに分類されるんだろうなー。と思いながらテストを受け、2週間後の結果では精神科医からADHDの診断を受けました。

ただ、実際に僕がADHDという診断を受けても、自分がADHDやアスペルガーだなんて信じられわぎありません。ただの無能でしょ。と思い込んでいました。

ADHD・アスペルガーを理由に仕事ができないとはいいたくなかった

自分が発達障害などとは信じられなかったし、発達障害だから仕事の覚えが悪いんです。とも絶対にいいたくなかった。これに関しては言ったこともないし、このブログで始めて書いた。

仕事ができないのは単純に僕が人として劣っている。というふうにしか思えなかった。

医師の話しでは薬を服用することで、不注意を減らせる。とは聞いたので、僕は薬を使って少しでも社会生活が円滑に進むのであれば、それを使ってみたかった。

仕事のミスを繰り返し、怒鳴られ、人間性を否定される度にその時の記憶が蘇って、怖くて仕方がなくなってくる。ミスをしないために、次の日に行うことをメモにに書いたりするが、会社に到着してイレギュラーな対応を求められると、パニックになり書いたメモを机の上に貼っているにも関わらず忘れたりしたことがあった。

こういう誰でも気付くようなことが頭からスコーンッと抜け落ちていることが多かったり、電話対応をしながらメモをかいたり、とにかくマルチタスクがダメダメ過ぎたから薬に頼ってみることにした。

ADHDの治療薬 ストラテラを半年飲み続けた結果

3ヶ月位で効いてくる。と言われて半年間、最初は10mg。1週間目から25mg。2週間目から25mgを朝と夜。3週間目からは朝と夜に40mgを飲み続けた。

結果だけを書くと僕にはストラテラの効果を実感できませんでした。

もしかしたら効いているのかもしれないけれど、それよひも副作用がキツ過ぎて常に頭の中は「喉が乾いてしんどい」という思考回路で埋め尽くされていた。

ストラテラを飲むと30分後には口の中が乾いていき、12時間はずっと口の中がパサパサになってしまう。

これが朝と夜にあるもんだからもう口の中が潤っていない時間がほぼないに等しい。それでも会社に貢献できるのなら…と信じて飲み続けた。ただ、僕には合わなかった。

そのことをお医者さんに相談しても、薬の量を減らして様子を見てみましょう。と言われるばかり。40mgを飲むより副作用はマシだけど、25mgを飲んでも結局は口が乾いて苦しいので、なんの解決もできないまま、会社を辞めてそのうちこの薬を飲むのをやめてしまった。

薬よりも救われた。「かずきの本屋さん」

結局薬を飲むのも辞めて、会社も辞めて鬱々とした毎日を過ごしていて、部屋もまぁまぁ散らかってきたなぁ。と感じていたので「部屋掃除をしよう」と思い立って、YOUTUBEで【片付け ADHD】と検索してみたところ、かずきの本屋さんというYOUTUBEのチャンネルを見つけました。

かずきの本屋さんというチャンネルを運営しているかずきさんは自身もADHD・アスペルガーを持っているらしく、発達障害の人のためになる動画を毎日発信しているチャンネルです。

片付けに時間がかかる僕でしたが、この動画2本を見て片付けをしてみたら、とにかく片付けが捗りました。片付いた部屋で他の関連動画を見てみると、動画内に出てくるショートコント的な劇に出てるキャラクターがまんま会社の自分内の自分。

かずきさんの動画は僕のような生きづらさを感じながら生きている人が見ると心が軽くなります。

精神科医にADHDとアスペルガーと言われても受け入れることが全然出来なかったのですが、かずきさんの動画を見ていると、すーっと受け入れられました。

ADHDやアスペルガーに関する本は今まで読んできたけど、かずきさんが発信している情報は専門書よりも噛み砕いた言葉で教えてくれて、15分程度の動画でも本一冊読んだのか?と感じる位の情報を与えてくれるので、薬を飲んだりするよりも発達障害で悩んでいる方はかずきの本屋さんを見てみることを強くオススメしたいです。

発達障害は受け入れよう。その方が人生気楽に生きられる

僕は自分を頑なに発達障害だとは認められませんでした。というより、それを受け入れることは社会的に絶対にいけないことだ。僕自身がそれを受け入れてしまう=絶対悪と信じて疑わなかった。

でも、受け入れた方が遥かに人生が楽になったし、ようやく前に進めたのだ。別にそれを人にゆったりしない。彼女にも一切言っていない。

受け入れることで「自分はこうだから、こうしよう」と客観的に見れるようになれたのかもしれない。医者に言われても納得できない。と思っている方は、一度受け入れてみたら人生がとても楽になりますよ。

 

メンタル
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プロフィール
nico

にこ。
ブログを書いています。ベースを弾くのと猫と戯れるのが大好きなオタクです。過去にブログだけで食えていた時代が3年ほどあったが、アルゴリズムの変動で一気に底辺に。またブログだけで食えるようにと少しづつブログ執筆を開始。

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